フィリピンが「アジアの癌」とかひどいことを言われ続けて60年。

それはフィリピン料理のせいじゃないだろうか?

一般的にフィリピン料理は体と頭に悪い。すんません・・・つい口が

・・・とずいぶん前から誰かに言いたくて仕方がなかった。

塩の効きすぎたブタ肉とコーラ。私この組み合わせ好きだ。

・・・っていうか何年もかけて好きになってしまった。

しかしその反面、これしょっちゅう食ってたらアホになるなという危機感も感じる。

主成分は油と塩とコーラ(砂糖)だ。

この3成分が噂の癌を構成してる・・かもしれない。

癌の文字には口が3つある。

1レッチョンバブイ
2ジョリビー
3コーラ

昔名古屋に住んでいた時にラジオでこのおっさんから一つだけ良いことを聞いた。
ミヤチユキオ

食べ物が変わると性格が変わる。
性格が変わると人間関係が変わる。
人間関係が変わると幸福感が増す。

日本に住んでいた時は野菜も魚も肉もバランス良く食べていたので、実感がわかなかった。

フィリピンに来て、徹底的に食事が変わり、実体験を通じてあのオッサンが言ったことが身に染みる。

フィリピン人がコーラを止め、お茶を飲み、肉と米を減らし野菜を食べると脳を含めた体の機能が回復し、行動も変わってくるかもしれない。

嘘つかない
言い訳しない
時間に遅れない
トイレの鏡で自分を見とれない
金借りたら返す
ドア開けたら閉める
彼女が妊娠したら責任取る
他者の迷惑を考える

上記の1つか2つは改善されるかもしれない。


ところで日常の会話で良く耳にする単語はハイブラッド。

ビサヤ語ではないが、お蔭様でかなり最初に身についた言葉だ。

人が死ぬとハイブラッド?って聞くとけっこうあたっている・・・

こっちへ来て6年。驚くことに身の回りで40代50代で結構な人が死んだ。


フィリピンでは健康がお金で買いにくい。

幾らお金を出しても健康を害すると日本より早く死に至る。

私は以前セブの医療機関で通訳として働き、実態を全部みてきた。

夜のER  病院名は出さないが、緊急外来は万床だ。中には死んでしまっている人もいる。

家族は遺体にすがって泣いている。

その傍で、暇な看護師達が楽しそうに談笑したり、ふざけあって遊んでいる。

私も含めてこちらに住んでいる日本人は運よく致命的な病気になっていない人が多い(だから住んでいる)。

この国の医療体制の問題を話題に出しても 「病気?うーん病院って何年も行ってないなー だから心配ない」という返事がかえってくる。

60歳を超えた人だけが危機感を具体的にもつ。

恐らくこの医療体制のために悲惨なことになってはじめて危機感を持つだろう。

何が言いたいかというと、我々の力では病院の医療レベルとフィリピン人の気質は変える事は出来ない。

フィリピンが好きで 住み続ける。ここのは日本にない何かが沢山ある。いいと思う。

しかしフィリピン料理や食文化は確実に寿命を縮める。これも事実。

これに対抗するにはまずは食事。

外食すると過度の油と塩と砂糖を接種することになるが、最近私がいいなと思って食べている店がSMモールの「GOTO KING」

ここにはいわゆるお粥がある。

ルガオというとお粥だけ出てくる。

ゴトースペシャルというと卵と焦がしニンニクとネギがのってくる。

値段は40ペソ程度。

鶏肉と野菜を周辺の店で調達して自分セットを作っても良いかもしれない。