フィリピンに来てまず気になる事の一つが野良犬が多さだ。
 
当然野良犬は予防接種なんてしていないので危険。
狂犬病は発症すると致死率100%
 
数年前にフィリピンに来ていた日本人が犬に噛まれ、日本に帰ってから発症し死亡したケースがあった。 

だからその辺の犬には可愛くても近づかない事だ。

 ※猫も、ネズミも狂犬病の元凶になるので、露天で売られている子猫やネズミ、子犬にうっかり噛まれるとやばい。

子供さんがいるお母さんはそのぜひ辺説明してあげてほしい。

フィリピンの野良犬の特徴は皮膚病を患い全身剥げているのが多い。

そしてうつむき加減にビクビクしている。

フィリピンにはアスカルといサッカーチームがあるが、それは野良犬という意味だ。

言い得て妙・・・

そういえば、日本にも私が子供の頃野良犬が沢山いた記憶がある。

今のフィリピンは正に40年前の日本。
 
ところで、本題に入るが

フィリピンでは路上の野良犬以外にもいろんな所でみかける。

ショッピングモールやリゾート高級ホテル、フェリー乗り場や空港など公共交通機関の入口などでは大型犬を配置してドラッグのチェックをする。

ところで犬は飼い主に似るらしい。

飼い主がフィリピン人ならいわゆるフィリピン人犬になってしまう。

日本の犬に比べて、すぐサボる。

先日ショッピングモールへ出かけた。

その時に、セキュリティーガードに連れられたパトロール犬がいた。

以前から良く見かけるその犬、その日は一段とやる気がなく見えた。

さらに切ない顔をしてパソコンショップの前でセキュリティーガードに何か目で訴えている。

表情から察するに、「僕疲れたのでゴロゴロしたい」

そんなことお構いなしにセキュリティーガードは

「ホイ タラ ナ」 もう行こうぜ 

ガードは綱を引っ張り強引に連れて行こうとした。

するとワンちゃんはいきなり、床に転がって死んだふりを始めた。
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フィリピン人達はそんな事全く気に留めてすらいない。

しかし、犬にしておくにはもったいないほどの芸達者。

ひんやりした床は気持ち良く、犬はそのまま熟睡してしまった・・・ 

こいつ良くサボりたがるんだよな~ 
「ガナハン シヤ マグ パホワイ バ」 

おめぇも大してかわんねえだろ(怒)

セキュリティガードも慣れたもんで犬をほったらかして、近くの店のスタッフと楽しそうに談笑し始めた。

その2匹、いや1人と1匹は同時にサボり始めた。

30分ほどたって同じところを通りかかると犬はまだ寝てた。

セキュリティガードもまだ喋り続けている。
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フィリピンという土地柄は人も動物も怠け者にさせる楽園だ。

君もたまにはセブ島でダラダラしてみないか!?


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