100万円はTの母を守銭奴に変えるのに十分だった。

娘が日本に行き続ける限り100万円がどんどん入ってくる仕組みだ。
 
そしてその金の最初の使い道はというと 

近所に金を配りまくったらしい。
 
okane

思わずTに質問した

「なんで近所にくばったの?」

「お金配ってカッコつけたいダカラ」


貧しい民への施しという精神ではない。

現金をあげることで満たされる虚栄心。

見栄を張らせりゃ世界一の国?
 

とにかくカッコつけたがる。

たとえば日本では子供を肥満にさせるのは健康上良くない。
 
しかしフィリピンでは息子をガンガン太らせ豊かさの顕示しようとする。

わたしに言わせれば虐待だ

だからフィリピンには子供の糖尿病患者が多い。

マニラに「太った少年」という変な名前のレストランがある。

日本人からすると?????みたいなセンスだ。
foto

どうでもいいが、太った少年はビサヤ語で

TAMBOK NA LALAKING BATA
タンボック ナ ララキン バタ



私が山を降りた理由は二つある。

2年も生活してると地が出てくる。

母親の金くれアタックがエスカレートして来たのと、タンバイな兄弟達がどんどん横柄になって来たからだ。

Tがセブへ帰省している最中、弟Rが酔って私に絡んできたことがある。

弟Rは奥さんも子供もいるのにTの事が大好きだ。

子供の時からTは弟Rばかり可愛がった。 

当時弟Rは完全にTからスポイルされた典型的なタンバイ中のタンバイだった。

「姉ちゃん、中国人をココへ連れてくるなよな」と言った。

プチッと切れてしまい瞬間的に前蹴りで弟Rを蹴り倒した。

日本を出る前にキックボクシングのトレーニングを日本で散々やって来たが、、初めてセブの山の中で初めて役に立ってしまった。

人がドヤドヤ集まってきた。

Tのオヤジが蛮刀を抜いて向かってきた。
katana

漆黒の闇のなか蛮刀だけがやたら光っていた。 

完全にヤルキだった。

「邦人 セブの山奥で殺される」という見出しがリアルによぎった。

私は日本でずっと沖縄空手の修行をずっとやってきた。

最後4段まで取った。

友達から

「ねえ、それどこで使うの?」
ってからかわれたこともある。

蛮刀を前に苦しかった練習の日々が蘇った。

「ここでヤラレルわけにいかねぇだろ」

己を信じ、練習通りに動くだけだった。

何千回もやった刃物をもった相手との格闘術は完全にインストールされていた。


とどめを刺したい気持ちを抑えつつ代わりにあらゆるドアを蹴り破って回った。

兄弟を散々スポイルしてダメな男を量産したTにも腹が立った。

いまだに蹴り破られたドアは記念に保管してあるそうだ。

あそこは今ではモトボサツ博物館だ。


ここはもう俺の居場所じゃねえな。

楽しいジャングルの生活に終わりが見えた。


それから間もなく縁があり、ダウンタウンの語学学校へ居候することができた。 


私のブログで度々出てくるタンバイへの負の感情はそういった経験が起因している。

しかし、そこまでヤラれてまだフィリピンにいる私はかなりの変態なのだろう。



セブ島のジャングル生活はローカル過ぎた。

しかしフィリピンの本性を知るうえで貴重な2年だった。

日本にない人間の原点に触れ幸せを感じたと同時に人間という動物の持つ本来の醜い部分を見てしまった気がする。

「フィリピン人ってさ〇▽□×・・・だよね」という言い方をついしてしまう。

もし私が思うようにフィリピンは人間の原点という事が本当であれば、人間一皮むけば同じという事なのかもしれない。

”他人のふり見て我がふり直そう in ザ フィリピン”

もし「フィリピン人ってありえねぇ」という事があれば、自分にも同じようなところがないか常に確認したいと思う。


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