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MAN



先日マニラ空港でお金の落し物を届けた正直な職員が出たというビッグニュースがあった。

ABS


MANILA -- Cristina Alcaraz almost lost her husband's cash worth $4,800 or around P210,000 at the Ninoy Aquino International Airport (NAIA), but thanks to an honest pushcart retriever, the money was immediately returned to her.

クリスティーナさんは彼女の旦那さんの210,000ペソをニノイアキノ国際空港で危うく紛失する所だったが、なんと正直な手押しカート整理係のおかげで直ぐに返還された。



もうこんな奴は国民的ヒーローだ。

ラジオ番組でその正直者へのインタビューが行われていた。
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正直者として有名人になったジョニーさん 41歳
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ラジオのDJとの対談。フィリピンのラジオ番組。ぜひ体験してみてください。
http://www.abs-cbnnews.com/global-filipino/01/30/14/meet-naias-honest-pushcart-retriever


ここでもう一人有る人物が登場する。

Alcaraz said the money was sent by her overseas worker husband through his staff, Jovy Escarpio, who went home from Europe on Wednesday.

However, Escarpio forgot about the envelope containing Alcaraz's money after he took it out from his bag and placed it on a baggage pushcart.
アルカラズ(クリスティーナ)さんが言うには、ヨーロッパに海外出稼ぎ中の夫が彼のスタッフであるジョビーさんにお金を託したが、ジョビーの奴が荷物をカートから取ったあと、現金入りの封筒をそのままカートの中に置き去りにしたという展開だ。



金を置き忘れたジョビーが全面的に悪いがその辺は全く触れられていない。


むしろ空港に忘れたという事は大金を持ち逃げしなかったという事で、ある意味準ヒーロー扱いをされている可能性も少しだけ感じる。


セブの大卒の月給の平均がおそらく12000ペソ程度だ。
調べたわけじゃないけどなんとなく・・・

21万ペソって言えばほぼ年収に値する。

ジョビーじゃなかったら持ち逃げされていた可能性も否めない。

保険の代理店をしていると持ち逃げの話を良く聞く。
時間があったらぜひこちらを参照してみてください。

客から預かった保険代金やコンドミニアムの頭金を持って消えるブローカーが結構いる。

自分とその欲望に忠実(ワガママok)な国民性だとしみじみ思う。

だから大学の授業中も7時頃になると、何人かバナナキューを買いに行かせてくれと平気で言ってくる。

そういう時はワザと行かせて、その間に試験に出るポイントを具体的に説明するのだ ふふふ。

これも国民性が具体的に分る瞬間だ。


He said he was not tempted to keep the money for his own use, noting that he knows the hardships of an overseas Filipino worker (OFW).

Villon worked in factories in Taiwan and South Korea for 14 years.

VILLON(ジョニーさん)はOFWの辛さを良く知っているので金の誘惑に負けなかった。彼は台湾と韓国の工場で14年間働いた事がある。

中には変わった人もいるもんだ・・・

どうでも良いが、なぜフィリピンのニュース記事って同一人物を表現するのに名前と苗字をバラバラに使うのだろう?一瞬別人かと思ってしまう。


OFW専用のラウンジもあり、国の功労者的扱いがすごい


日本で出会った数々のフィリピーナはいわゆるOFWの一員だ。

夢に描いた黄金の国。

現実は厳しかった。

たしかに給料は10倍近くもらえる。

しかし生活費もそれなりに大きいという事はおそらく念頭に無かったのだろう。

ジャパユキ時代はタコ部屋に詰め込まれ、客と外でこっそりデートして小遣いをもらう。

経費的概念がおそらくゼロだったはずだ。

しかし、日本人と結婚し、リアルな生活が始まる。

夜の仕事を辞め工場等で働くと世界一厳格な世界と向か合わなければならない。


もちろん遅刻なんて許されないし、時には残業も強いられる。

お金を稼ぐ辛さをはじめて思い知るわけだ。

さらに毎月家族に送金するが、湯水のようにジャブジャブ使うだけ。

華やかだったジャパユキも終いには普通の日本の主婦になって現実生活に埋もれて行くのだ。

日本ではそのボヤキをたくさん聞いてきた。


落ちてたお金を届ける事が大ニュースになるフィリピン。

どんだけ倫理観や道徳観が違うのだろうか?


フィリピンではタクシー運転手に悪い奴が多い。

メーター使わないとか故意に遠回りするなんて朝飯前だ。

セブにはコールセンターが立ち並ぶ。
motobosatsu
コールセンター業界はインドを抜いて世界一のシェア


海外からの電話の問い合わせに備え24時間シフト制だ。

会社によっては深夜にシフトが終わる所もある。

その後タクシーに乗りたがらない女性が多い。

理由はレイプだ。

テレビを見てると毎日のようにレイプ事件がどこかで起きている。

義理のお父さんや親戚の叔父さんに犯され草村で遺体が発見されたりする。

コールセンターで以前働いていた子によると、

ニュースにならないだけで深夜のタクシーでの深夜レイプはかなり多いらしい。

この悪いタクシーの運転手達、散々メーター使う使わないで揉めた後、教会の前を通る時に胸に十字を切る。

十字を切っている姿だけ見ると良い人に見えてしまう。

CROSS


フィリピンの9割以上はクリスチャンだ。

敬虔なクリスチャンかどうか知らないが、タクシー代を客からボッタくった後十字を切る姿が許せない。

「ジーザス お蔭様で今日も料金を誤魔化して多めに金をゲットできたぜ 有難う!」

レイプ殺害した後も教会の前で十字を切るのだろうか?

フィリピン人的生き方っていう本を書こうかと思う今日この頃。

フィリピンのキリスト教は信者に安楽な生き方を導くだけで、道徳や倫理的影響力は殆ど見せない。
 
むしろジーザスというBUOTANなLALAKIが全部許してくれるから自分の都合の良い生き方を堂々とできるのだ。

もしフィリピンがキリスト教じゃなかったらどうなっていただろうか?



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