私にとって日本とフィリピンでの大きな生活上の違い。

それは誕生日だ。

今日セブ島で46歳の誕生日を迎えてしまった・・・

36歳で突然ポツンと独りになり終いには自分の誕生日を数日経ってから何となく気が付く有様だった。

恐らく今そんな感じの日本人が沢山居る事と思う。

しかしここフィリピンでは独り静かに誕生日を楽しむ事はまず不可能だ。

誕生日とクリスマス大大大好きフィリピンでは知らない人までハッピーバースデーと言いながら笑顔で近づいて来る。

その理由の一つにフィリピンでは誕生日の人が他の人へ振る舞うという風習がある。

そして庶民の誕生日はジョリビーで決まり。

うちもその文化を踏襲しジョリビーをデリバリーしてもらった。

流石ジョリビー。
jolibee
※このチキンはチョット盛り過ぎです

誕生日向けにパーティー的セットがある。

チキンと例の特性劇甘スパゲティーとポテトと飲み物がセットだ。

電話して20分。

ジョリビーのデリバリーボーイがやってきた。

あ、ポテトが無い!
P9281651
分りやすく言うとデリバリーボーイは店に忘れて来たのだ。

Dボーイはポテト位イイじゃんという顔をしていたし、私もポテト忘れ位で既に驚かなくなった。

ティムはその辺絶対許さない。

「オカニはちゃんとポテト持ってきたら払ってやるからね!」

P9281653
ティムにガツリと怒られても超ユックリ店路を辿るジョリビーデリバリーボーイ。

反省していない事だけは確かだ・・・

しかしティムは流石フィリピン人。

オカニは最後の最後にしか払わない。

私だったら先にオカニを払って、デリバリーボーイは二度と戻って来ないとうオチだったのかもしれない。

ココをよかったら見てください

もう一回言うがフィリピンでは金は最後の最後!!

15分位してデリバリーボーイが戻ってきた。

ティム様がオカニを彼に渡して契約終了。

P9281660
めでたくポテトもそろった事だし、ジョリビー食いながらフィリピンらしい誕生日を迎えた。

どんな時でも白飯は必須アイテム。

パスタをオカズにガッツリ頂くのだ。

体に悪そうなチキンに食らい付ながら、日本での侘しい誕生日を思い出した。

Past is past.

そう思えるフィリピン生活は時に過酷であり、時に有り難い。

  inqure



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