セブの気温33度 湿度60%
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セブ市とマンダウエ市の境界に流れるどぶ川。
丁度隣の家の子が家庭ゴミをスローイン。
見事にゴールを決めていた。
ゴミ投棄と言う名のスポーツ。
子供に罪悪感は無い。
なぜなら親から言われてやっているだけだ。
アセアン随一のモラルハザード国。
ビニール系のゴミで排水溝が詰まる。
マニラとセブの洪水。
完璧人災だ。


夜の街の人種差別


ところで、セブ随一の歓楽街マンゴ。

「夜の街っておススメありますか?」

「うーん、、、マンゴ通りですね!」

それはマンゴー通りが素晴らしいのではなく、他に選択肢が無いだけの話だ。

「セブ随一」と言うとたいそうな響きだが、マニラやアンヘレスと比べると悲しいほど規模が小さい。

日本で言うと小田原の温泉街?

外資と外貨で成り立つこの国ではもっと割り切った施策が必要だと感じる。


mango ave


J AVE 元ジュリアナ(女性客の99%はポクポク)

※ポクポクとはビサヤ語で売春婦の事 モトボサツ辞典より
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マンゴアベニュー(地元の若者が集う)

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ビキニバー(教会の並び)

lovecity

ビキニバー(教会のはす向かい)

planetx1


「日本ではこの歳になると声をかけてくれる人も居なくてね・・・」

60歳を超えた日本人のつぶやきだ。

マザーテレサの有名な言葉が脳裏をよぎる。

愛の反対は無関心。

私は夜風に吹かれながらマンゴ通りのジプニー乗り場の手すりに腰を下ろした。

男性が一人で佇むと必ず声がかかる環境。


「アーユージャパニーズ?」

プロは私を一発で日本人だと推測する。

歳の頃はそうさのぉ、25歳くらいか。


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「ハウマッチ?」

私はおもむろに職務質問した。

「スリータウサン(3000)」


素人だとそれで引っかかるのかもしれないがお生憎様。


夜の交渉は異種格闘技戦。

そのババエ少し日本語が話せるようだ。

昼間は日本食レストランのウエイトレスをしているらしい。

「2000」

こちらが買う気が無いと察知するとスッとネオンの方へ消えて行った。

諦め方もプロだった。


現場のすぐ近くにいた3人組の立ちんぼ(フリーランス)がアプローチしてきた。

一人は明らかにバイヨット。
※バイヨットはビサヤ語でオカマ モトボサツ辞典より

「ハロー! アーユージャパニーズ?」

オカマを含むグループの場合、大概オカマが先陣きって声をかけてくる。

私は無言で首だけ横に振った。

「コリアン?」

「イエスゥ~」

韓国資本の語学学校で身に着けた韓国アクセントで完璧に応答してみた。

「ハウマッチィ~?」

我ながら完璧な韓国英語だ。

「1500」

もちろん買うつもりはさらさら無い。

買わない客だという判断がなされると同じくスッと離れて行った。

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この界隈を飛び回るのは夜の蝶?


いやいや、そんな綺麗なもんじゃない。

獲物を常に物色するハゲタカだ。

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また直ぐに別のがやってきた。

「ハイ アーユーコリアン?」

「ノー」

「タイワニーズ?」

「イエス!」

今度は台湾人の役だ。

私はそれらしく礼儀正しそう答えた。

「1000でどう?」

「ノー」

「じゃロングで1000」

「・・・・・」

「500」

うーん、ちょっと考えるフリをした。

「ジョリビー裏にある60ペソのジャージャースペースに行こうよ」

※上の地図の5番付近
ジャージャーとはビサヤ語のスラングで本番。


「そんなとこあるの?」

「オカニないフィリピン人はそこでやるよ」

「でも・・・」

「じゃトイレ!?」

かなり必死で自分を安売りする。

週に3回だけタリサイ市からやってくるらしい。

まるでカルボンの野菜の販売と同じだ。

2014年セブポクポク値段

カモネギハポンが3000ペソスタートから2000で落としどころ。

次がコリアンで1500スタート。

台湾人が1000スタート。

タクシー乗るときはコリアンのフリ。

台湾人には悪いが、夜の街ではタイワニーズだと言ったほうがお得なようだ・・・



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