セブの気温30度 湿度62%
P1031464
I guess I got a lucky break  ようやく私にも運が向いてきた?

昨日ボラカイからセブへ戻った。

何の因果か私の座席は最後部だった。

変な黄色い飛行機の出口は機体後部にある。

必然的に私は生まれて初めて最初に降りる客となった。
P1031465
ボラカイからセブというとまるで観光地を梯子しているような能天気な響きだが、私にとってセブの生活は残念ながら日常。

日本へ戻る人と気分は殆ど変らない。

カテクラン空港。

たかがチェックインに30分以上並び、ようやく貰った搭乗券の座関番号は17AとBだった。

搭乗予定時刻30分前にいきなり放送で呼び出された。

ひょっとして搭乗はとっくに開始され、俺が最後のパッセンジャー?

よく、一人遅れてノコノコ搭乗してくるバカなフィリピン人客が居るが、まさか自分がそうなってしまったのだろうか?

日本人らしく本気で焦った。

ところが、呼び出した搭乗チェックインに行くと、オレンジ色の服来たタンボックなババエが上から目線で無表情に説明を始めた。

「病気の人が居るので貴方の席を移動してもらっていいですか?」

それが人へお願いする人の顔か?

普通日本でやると間違いなくそう言われるだろうが、ここはフィリピン。

全て諦めが肝心だ。

たかがセブまで1時間程度。

「Sige Sige Ok na」

どうでも良い感じで機械的に返事をしてやった。

結局私の席は一番後ろの20ABへ移動された。

壁にベッタリでリクライニング出来ない固定状態。

前の席にウクライナ人カップル(たぶん)は離陸前からマックスに座席を倒し、サンドイッチ状態。

CAは何も言わず、そのまま超窮屈な体勢で離陸。

何となくオリジナルだった17AとBの座席を見てみると腕にデカイ刺青のある2m程あるガイジンと100キロ級の総合格闘技家風のインド人4名様が鎮座。

きっとボラカイで悪い遊びをして来たに違いない。

india

「オイオイあれのどこが病気だよ??」 

恐らくどうせ中途半端に予約して仲間がバラバラにされたのだろう。

そしてチェックインカウンターで大袈裟にコンプレイン・・・

フィリピン人はアジアでは強気だがデカイ西洋人に英語でまくし立てられると大体負ける。

セブパシの職員の適当な嘘と厚かましいナンチャッテ総合格闘技家を眺めて一気に気分がブルーに。

しかし絶対勝てる気がしない。

そういう時は機内座禅で全て水に流す。

目の前の空いたペットボトルの中へ嫌な気分を全部注ぎ込んで始末した。

    

ところで、

ボラカイの物価はフィリピンで一番高いらしい。

たとえば、ビーチに面したマッサージショップは1時間で1300ペソ~1500ペソ。

技量はさておいて、セブ市内の8~10倍。

そんな中ビーチパラソルにマッサージベッドを置いた盲人マッサージがあった。

1時間400ペソオンリー。

どういう訳か客は全てビキニの女性だけだった。

ココニキメタ!

「あと15分で終わるから座って待っててね~」

P1021244

言われた通りビキニマッサージを鑑賞しながら順番を待った。


盲人マッサージは以前セブでも経験があるが、泣くほど痛かった。

よかったらコチラをご参照ください

順番が来て、ベッドの上に腹ばいになった。

私はマッサージ(を受ける側の)の自称プロだ。

最初の5秒でそのセラピストの技量を勝手に評価する。

コイツかなり出来るな!

何万人という膨大な作業で、もはや人間の指を超越し波動のような特殊はリズムを持つ。

正に手練れのテクニシャンだ。

これが可愛い盲人セラピストだったらどうしよう・・・

男の基本的妄想。

ボラカイの黄昏に波を音を聞きながら全てのツボを絶妙なスピードと力と角度で貫かれているうちにある女性の事を思い出した。

昔、私が居た老人ホームで雇った40歳の准看護師Oさん。

見た目は悪くないがずっと独身だった。

彼女は以前障害者向けのセックスボランティアを経験した事があった。

ボランティアの対象は男性障害者だが、殆どが知的障害者らしい。

障害者でも立派な男子。

性欲は旺盛なのだ。

中には180センチを超える巨漢もいて、家族でも手に余る。

福祉国家のボランティアは下の世話までしてくれる。

基本はエロ本やアダルトDVDを見せて、手コキでの性処理をサポートするらしい。

彼女は盲人の障害者にあたった事があった。

お礼にマッサージをしてもらったらしいが、余りの超絶テクで遂に体を許してしまった・・・

私の隣のビキニは肉感的なドイツ人女性だった。

「明日もまた来るから」

気怠くも官能的なドイツ訛の英語でそう言い残し500のチップを盲人セラピスト手渡していた。

非日常を楽しむための南国高級リゾートボラカイ。

お礼のチップにビキニを脱いでくれることも年に何度かあるのかもしれない。


ボラカイは基本イロンゴ語だけど公用語はタガログ語。

 左の腰を悪くしてるでしょ?
「May problema ka ba sa left lower back mo ?」

当たり!
「Oo tama ka!」 


確かに左側の腰を患っている。 

それと右の背中の痛みも当てられた・・・

そこまでピッタっと当てられると何だか悔しい。

なぜ私の患部が分かったのか気になって仕方が無かった。

マッサージ師というより、第三の目を持つ超能力?

P1021277
玩具のように激しくやられた私のベッド。

1時間後すっかり日は暮れていた。

おめぇさん、何で俺の悪い所わかったんだい?
「Paano mo nalaman na masakit likod ko??」

旦那、あっしはもう7年ここでいろんなビキニ体を触ってやんす 
 「Kasi matagal nako magmamassage mga 7 years na 」 

少し触るとその人の体の調子が大体わかるらしい。

血流や、筋肉の様子から患部が分かるそうだ。

視力と引き換えに貰った能力なのか?
lito

名前はLito。

3才の時に麻疹で失明。

国が主催しているマッサージレーニングを半年間受け、試験に合格し、国家資格を取ったらしい。 
P1021284
彼は意外と分厚く膨れた財布からライセンスを見せてくれた。

そのカード良く分からんけど、凄いね!


どっかの安かろう悪かろうのセラピストのように手を抜かない。

高級リゾートボラカイでは破格の1時間400ペソ。
 
P1021275
 
店が250ペソとってセラピストに150ペソ。

観光客は御大臣。

マッサージ台の上でビキニをいかせ、上手くいけば500~1000ペソ期待できる。

一日8時間8人をこなし、仮に私のようなケチな客からチップを100ペソだけ貰ったとしても想定日当2000ペソ。

月収で6万ペソ。(2016年1月のレートで16万円強)

しかも飯と寝床は店が用意してくれるので丸々残る。

かなり高給取りだ。

本物の自信と誇り。

男前だ。

P1021265

オーナーは私にプラスチック椅子を勧めてくれた女性。

歳の頃はそうさの・・・35歳位か。

御主人は盲人マッサージ師。

きっと日本の准看護師のように超絶テクにやられたにクチに違いない。

盲人を雇うと税金免除だ。

そこはボラカイ、高級ビキニでドンドン商売繁盛!

ちなみに最後に背骨を矯正してもらい、翌朝のジョギングは無痛!

もう少しチップはずめば良かったな・・・

チップの代わりにこのブログでコマーシャルさせてもらう事にした。


良かったら下写真1回だけクリックお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村