日本の住民票を抜いて8年。

税金と国民年金の呪縛から逃れたと同時に自力で生きるリスクを背負った。

海外生活で一番重要な物は語学でもコネでもなく健康。

「体調悪いので今すぐ入れる保険ありませんか?」

または

「歯が痛いので今から治療できる保険無いですか?」

わりと多い問い合わせ。

「残念ながらありません・・・」

日本の国民健康保険はこれが出来る!

素晴らしすぎる世界だ。

だからどうしても日本人は医療機関を利用する際、保険を使うという前提になりがち。。

フィリピンでそんな事したら仮病、薬の転売目的等で瞬時に保険会社の財源は瞬時に破綻してしまうだろう。

だから保険加入後30日経過しないと使えない等の条件が科せられる。
 
入った瞬間に使える素晴らしい日本の国民健康保険。

素晴らしすぎる世界の裏事情。

しかし若年層の悲鳴がリアル。

発言小町からの引用
~~~~~

僕は20代のフリーランスをしています。
この時期といえば、住民税や国民健康保険料が市役所から送られてきますが、今年の保険料が高すぎて、この先1年間どう生活していこうか頭を抱えています。

ちなみに昨年の年収は、約260万。
現在は毎月20万円ほどの収入。(20万切ることもある)
今年の保険料は、毎月約3万1千円!!!

ここに年金、住民税を足すと6万円弱になります。
もう生活できないレベルに近いです…。

~~~~~

 
私がこの人の立場ならば8年分の国保297万円の支払をスキップした事になる。

先日ある方から海外で子供が生まれた場合42万円支給されるという話を聞いたが、当然国保または企業保険に加入している事が前提だ。

だから当然ムリ。

今までスキップした金額を鑑みるとそこに悔しさは全く無い・・・

因みに私が入っているフィリピンの医療保険の年間保険料。

相部屋と個室で値段が違う。

0-20歳 
8090ペソ 13815ペソ

21-25歳
13415ペソ 22926ペソ

26~30歳
14607ペソ 24964ペソ

31~35歳
15203ペソ 25982ペソ

36~40歳
16396ペソ 28020ペソ

41~45歳
18965ペソ 31574ペソ

46~50際
21185ペソ 37187ペソ

51~55歳
25058ペソ 42000ペソ

56~60歳
27843ペソ 46200ペソ

61~65歳
30672ペソ 50819ペソ
 
しかし私はこの医療保険に関してはあくまで延命処置を受けるための保険だとわりきっている。

保険の保証額やフィリピンの医療レベルからするとそこにお金をかける価値は無い。

もしフィリピンで死にたくなければ日本に戻ってクソ高い国保のお世話になり万全な日本の医療の恩恵を受けるしかないだろう。

国保の場合丁度中間層に最も負荷がかかるような仕組みになっている。

日本に居ても国保に殺され、仮にフィリピンに流れて来ても一層の地獄が待っている。

国保の負担率の少ない層は貧困もしくは富裕層・・・

その選択肢はどっちも難易度が高い。

どこへも逃げ場のない世の中だ・・・

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