今週水曜日まで大学がイベントの為授業無し。

渡りに船とばかり、マクタン島の某リゾートホテルの日本語スタッフトレーニングの講師をさせて頂いた。

名前はあえて出さないが、ついにあの場所へ。

もちろんたった1日で日本語が話せるようになるはず無いが、日本人がどんな人種か、また何を望んでいるかを知ってもらうには良い機会だと思いマテリアルを作成。

もっと現実的に言えば如何にチップを貰うかという話にも繋がる。

日本人の口癖の一つ。

「もっと努力しろよな」

日本人の求める事の一つに努力がある。

如何に努力を見せるかという事が大事。

もう一つ。

余計な事かと思ったが、

日本人にむかって”アンニョン”、または韓国人に”こんにちは”と言っては成らない。

フィリピン人が思っているよりもずっとデリケートな問題だ。

そんな話から入った。

各部署に分かれて想定されるシミュテーションが中心。

10時から16時。

2回のスナックブレークと1時間のランチブレークがある。

15分休憩毎に立派な菓子パンと数種類の飲物が運ばれて来た。

それは特に私へのサービスでは無く、スタッフへの福利厚生の一環なのだ。

下界を知っているだけにスタッフへの手当が過剰に思すら思えた。

12時になりランチはスタッフ用の食堂へ案内された。

途中スタッフ通用口を通り、色んな国籍のスタッフを見かけた。

白人のシェフが目立つ。

初めて社員食堂へ入ったが正直たまげた。

これがシャインショクドーかよ!?

家具を含めて全てが超立派。

肉、魚、野菜。

そして

マトモなスープ。

フレッシュサラダとフルーツ。

ジュース等も数種類。

給料天引き等されず全部フリーらしい。

立派過ぎる社員食堂を見て、衣食足りて礼節を知るという言葉をまた思い出してしまった。

冷静に見てスタッフの笑顔が屈託なく素敵。

良質なサービスの根本はまずスタッフの満足度から。

当たり前と言えばそれ迄なのかもしれないが、日本全体が急速に使い捨てブラック企業化していると言われる昨今、改めて色々と考えさせられた次第・・・

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