昼前大学へ行く時はアクシデント級に道が混んでいてあわや遅刻する寸前だった。

しかし、帰りはスイスイ。

この渋滞すら安定しないのが全くフィリピンらしい。

その後アヤラとSMでそれぞれ用事を済ませると夕方6時を回っていた。

家でジーっとニートごっこしていると腹も減らないのだろうが、20歳前後の若いおなご達を相手にすると流石に体力の消耗も激しい。

外食は財布にも体にも厳しので極力家で食べるようにしているが、背に腹は変えられない。

空腹がピークを迎えた頃、Chowkingへ吸い込まれる様に入ってしまった。

ファーストフードと言えども10分以上かかるフィリピン。

窓際の席を陣取り、行きかうフィリピン人を眺める。

ふと右側に座っている少年が目に入った。

普段私はフィリピンの少年になぞ全く興味が無いのだが、なぜか気になる存在。

3eatboy

それは・・・

食べ方が非常に上品なのだ。

お母さんは幸い袋で隠れている。

何処にでも居る普通のオバサンフィリピーナ。

2eatboy

坊主憎けりゃ袈裟まで憎しの逆バージョン。

少年がつけている時計まで上品に思えてきた。

具体的な説明は難しいが、食べている姿が神々しい。

フィリピンというワイルドな国へ来て、マナーもへったくれもないはずだが、以前食事の仕方で幻滅してそれ以来会わなかったこともある。

もちろん全員が全員ではないが、日本的にタブーとされている点に抵触する例。


ゲップ

burp

フィリピン食事マナー違反の典型的幻滅パターン。

Excuseと反射的に言うが、正に反射的に言っているだけで本気で謝っていない。

生理現象だから”私のせいじゃない”と言うのがホンネだろう。

以下は良くある典型的なドン引きシーン。

食べ物をこっちへ飛ばしながら話す 


ガッツリ注文しまくって食べ残す 


食事しながら大声で携帯通話  


食べている時の顔つきが怖い  


日本では怒られる手掴みは文化だから仕方がないが、実はそこにも品格は出てくる。

そして、

日本人がフィリピン人の信頼性を図るポピュラーな基準。

それは時間を守れるかどうか。

9割のフィリピン人はそれが出来ない。

そこに関しては富裕層、貧困層、余り関係ない気がする。

なぜなら文化的に時間への優先順位が低いので、これが出来たら逆に大概の事が出来るとの判断。

大変理に叶っている。

それに加えてこの食べ方も判断基準に入れてもいいかもしれない。

食べてる時は無防備になり色々と地が出てくるかも・・・


お手数ですが良かったら一回クリックお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ セブ島情報へ
にほんブログ村