先日のマニラの話に戻るが、私は遂にアレを押されてしまった。
セミナーを終え、参加者との食事会がMOAの近くでおこなれた。
その帰りにタクシーを拾ったのだが、ドライバーがまた典型的な悪人面のフィリピーノ。
タクシーもボロボロ。
なかなか捕まらない夜のマニラではいちいち選んでいられる状況ではない。
とりあえず捕まえた奴に飛び乗ればラッキーな感じ。
面に違わぬ無謀運転。
途中で勝手にトイレまで行きやがった。
それから30分程走っただろうか。
ビコッ
という音とともに暗闇に赤いランプが光った。
突然ドライバーが座席の右隙間にある謎のスイッチを押したのだった。
コイツなんか押しやがったな!?
メーターブーストコントローラー。
そいつでボラれた話は枚挙にいとまが無い。
確実に早いスピードでメーターがカンカン上がり始めた・・・
しかし、ここでそれを指摘するとズバリ危ない。
運が悪けりゃ適当に撃たれるかボコられるだろう。
そうなると喜ぶのはサンスター新聞だけ。
黙ってその辺で降りるか、知らぬフリして最後まで乗ったほうが良い。
フィリピンではそれも生活の一部として受け入れなければ生きていけない。
空港までのタクシー。
キャツはず~っと彼女と楽しく話をしていた。
もう別に普通に私を運んでくれれば何でも良い。
12時発のセブパシは1時に離陸した。
かなり順調な方だろう。
セブへ到着したが気は抜けない。
基本同じフィリピン。
タクシー乗り場は割と空いていた。
酷いときは1時間待ち。
セブはなぜか土曜日の渋滞が凄い。
タクシーはニューブリッジを回避してオールドブリッジを超えた。
橋を渡り、最初の交差点で信号待ちをしていたら急にタクシーのエンジンが止まった。
パッタイ
ドライバーはそう言い残し、外へ出ておもむろにボンネットを開けた。
後続の車のクラクションが無情にも突き刺さる。
車に乗った途端せっかちになるピノイ達。
セブの人ってノンビリしてて良いよね~と聞くがはたして本当だろうか?
なかなか戻って来ないドライバー・・・
車内は途端に灼熱のサウナと化した。
さすがに車内に居るのは無駄だ。
何をやっているのか見た。
一生懸命ヒューズボックスを弄っているが、本当にそこが原因なのだろうか?
エンジンはウンともスンとも言わない。
その辺座っているタンバイを呼んだ。
とりあえず押しがけ。
タンバイパワーで交差点を通り過ぎタクシーは遂にエンジン作動に成功。
ひょっとして一番頼りになるのはタンバイなのかもしれない。
タンバイには20ペソのチップが贈られた。
超かっこいいぜタンバイ。
やっぱりタクシー運の悪いモトボサツでしたm(__)m
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コメント
コメント一覧 (32)
マニラの改造メーターはよくありますが、タクシーが壊れることはなかなかないでしょう。
しかもタンバイの押しがけでエンジンがかかるなんて。
お祓いした方が良いかもしれませんが、ブログネタが減ってしまいます。
5台位捕まえないとメーターで行かないし、改造メーターも多い。
確かに、改造メーターのに乗った時は、着くまでは危ない。着いてから文句を言って、150ペソを100ペソに値切った事があった。
>セブはなぜか土曜日の渋滞が凄い。
土曜日のセブ発は時間の余裕が必要!!! 参考になりますたぁ~~~~~~~~~~~ww \(^o^)/ww
タクシーに乗るとき、ナイフをかばんに入れ、何かあったら、いかに刺し殺してやろうかなんて考えていたのは、20年前の話。
ホテルや空港などのガードマンが居るところまで、悪質タクシーに乗り、大体の目安で、メーターに関係なくお金を渡し、それで駄目なら、警備員を呼べば良いのかも。そこで、メーターと車のNo.Plateと、運転手の写真でもとっておけば、宜しいのじゃ。レシートがでるなら貰っておくこと。10Kmを1分間で走った レシートが話題になりましたでしょ。
>メーターブースト
ワイルドスピード/FAST & FURIOUSのニトロみたいなもんですかね。ポール・ウォーカーが40歳の若さで亡くなったそうで…。
>適当に撃たれる
日本じゃあり得ないことが、こちらでは普通に起こるのですね;マカオでタクシー運転手と揉めたことがありますが、諦めて降りたので事なきを得ました(目的地が間違っていた)。英語は通じず、夜中に加え、見知らぬ場所だったので怖かったです;
>押しがけ
掛からなかったら、フットブレーキは効きづらいから、そのままゴッツンするんじゃ!?
あっ、サイドブレーキを活用かな。
フィリピンのタクシー怖いですNe ~
ところで僕も朝からやってしまった
十数年ぶりに激しく遅刻しかもそんな時に限って糞みたいな渋滞原因は事故通常一時間半のところを三時間もかかった後で先に行った人に聞いたら軽自動車がコンクリートの壁と4㌧トラックに挟まれサンドイッチぺちゃんこだったそうです恐い・・・僕が通り過ぎる時には野次馬と警察が十数人程居ました
特に深夜のタク、強盗がまずタクを乗っ取り、それから獲物を物色します。これをヒリピン・ルーレットと呼びます。あっ、ジープニーにも強盗さん乗って来られます。これも、ピノイ・ルーレットですねぇ。
で、折り畳みのチャリ持ち込み乗ってます。けど、これはこれでそこそこ怖い。
わても帰国の際は前日にマクタンには居るようにしてますわなー。
タクシーも信用ならへんからなー。
前日でも橋を超えてくれれば安心しますわ。
見た目はいいタクシーでもクラッチが滑り坂を上がれんタクシーもよけい見ますわ。クラッチに足を載せたまま普段走行するさかいになー
1、経済的理由
2、ぼったくりとの攻防がうざいし危険
3、ピン人の友人がタクシー稼業をやっています
ブレーキの故障を自分で修理
最終的にネジを「輪ゴム」でトメてOKだと・・・・(汗
・・・・・誰が乗るか!!!
4、現在住まいは、ラグナ州ですが、ラグナにタクシーがありません(汗
フィリピンの地方都市ではタクシーが存在しないところ
いっぱいありますよね
>最近はハプニング運が絶好調ですね。
他の人もきっとやられてるんでしょうけど言わないダケ?
>150ペソを100ペソに値切った事があった。
それは凄いな~
>最近ブログのネタが多すぎますねぇ~~~~~
やはり悪い事は重なるのでしょうか
泣きっ面に蜂とかいう言葉もあるし・・・
>ホテルや空港などのガードマンが居るところまで、
確かにそれもいいですが、
そのガードマンが役に立つか超不安・・・
>ワイルドスピード/FAST & FURIOUSのニトロみたいなもんですかね。
勝負をかける時にビコっと押すので基本概念は同じですね(+.+)
>十数年ぶりに激しく遅刻しかもそんな時に限って
遅刻を気にする話題はきっと日本人だけなのでしょうね・・・
先日遅刻学生に切れたら???という顔で見られました汗
>折り畳みのチャリ持ち込み乗ってます。
チャリか~
でもチャリを盗難から守るエネルギーがワシにはもう残って無いんじゃ・・・
>フィリピンやから それが普通でっせ。
修行生活9年目・・・
>言われP100を請求されたことがあります。
100ならまぁいいんじゃないですかね
>フィリピンの地方都市ではタクシーが存在しないところ
いっぱいありますよね
セブではハバルハバルってバイクタクシーが山間部にいます。
登りは下りより高いですが
ワイの知っているタクシーメーターの改ざんは、メーター下部を手で操作し料金を異常に早く上昇させる手口(昔のことだから)・・・これだと、ドライバーが屈まなければならず、動きで何度操作したか判った! 因って、支払い時に「OO回上げたからな!」とメーターより少ない料金を払う・・・苦情を云うドライバーには、ガードマン(第三者)立会いの上で実践をしよう!と持ちかける・・・ドライバーは渋々だが納得する!
今まで2回だけだが、上手く行った!(我々も複数人居たし)
空港(マニラ)の出口にはポリスらしき者が居て、その様な不正メーターを取り締まっていた!(メーター下部に手を入れてチェックしていた)
最近のメーターだと、別の機器を入れて操作するようですネ! まずい時(チェックを受ける時)は外せばいいだけだろうが、その機器って幾らなのだろう!?
逆に不正メーターが上がるのを遅くするスマホのアプリって、無いだろうか!?
CEBU City交差点の歩道に停まっていたタクシー。呼び込みに釣られ~Mactan airportまで400ペソ。それが安いのか高いのかさえ分からなかった。メーター通りだった。山猿Pちゃん払ってますた。
現地語で話しかけても改造メーターを押されてしまう。P国馴れしてるから大丈夫というのは通用しないんですかね。
強盗をしないと食えないP人がいる。ユスリタカりをしないと食えない警官。CEBU Pちゃんのvilledge。隣は警官だった。どうやって600万円の家を買ったのか、今でも気になる。
>逆に不正メーターが上がるのを遅くするスマホのアプリって、無いだろうか!?
あったらそれはそれで高そう・・・
>P国馴れしてるから大丈夫というのは通用しないんですかね。
現地人でもしょっちゅうやられてますから・・・
タクシーに乗せて送らせたら、インチキメーターでボラれたとか文句タラタラ。
おめえの国のバカドライバーに文句言えよと言うとったばってんが、あれから数十年。
相も変わらず、インチキメーターのオンパレード、あれって政府高官も噛んでるかんもね?
タクシーが途中で停まるとか日常茶飯事、車検制度とかないけんね。ワイ・マヒモ!
ブレーキランプとかつかない車多いので追突多発!
つまり、国民の何%は他人様の金を強奪せねば暮らせない。真っ当な社会ちゃいまんなぁ。公共事業も何もかもの費用が現場に届いた時サンマで言うたら尻尾しか来んかった、っちゅう事ですな。先日、英字新聞に載ってた悲惨な写真。スプラートリー群島に前哨点として係留されている輸送船BRP.シエラマドレ、もうボロボロの廃船。なんと太平洋戦争時建造された米海軍の輸送船でその後ヒリピンに譲渡され現在も重要な任務に付いとんですわ。これも元はぎょうさんな金が国防費で下りとんのに抜かれ続ける内にパート代位しか残らんかった、てか?国の威信もへったくれもありゃせんわ、っちゅう事。中国にナメられて当たり前。
今回はぼったくりのサイン
この国で過ごせば過ごすほど、落としどころがわからない。
仕事しながら生活する場所ではないということだけは確かです・・・
フィリピンなんかそんなもんと思ってるけど、普通の日本人はビックリするでしょう。
>マニラのタクシーでエンジン止まって、押してくれと言われて、下りて押しがけ手伝ったことあります。
アナタヤサシナー